簡易なテレシネを行うための機器を作りましたので紹介します。
 
ある方からGS1200でテレシネが出来ないだろうかというような相談を受けました。
GS1200は、3枚羽の機器なので18コマテレシネは難しいが20コマでのテレシネ
なら可能であろうとの認識はお互いにあったため話しがはずみました。
 
本来18コマでの撮影が20コマになってしまいスピードは10%ほど早くなってしまう
う問題があるものの簡単ではあります。
またパソコンに取り込む場合20コマ×3枚で60枚となりこれはNTSCの毎秒30コ
マに対する飛び越し走査のフィールド60コマとあうので編集もしやすいのではいう考え
もあります。
また、一部のサウンドシングル8カメラにサイレトフィルムを入れた場合の20コマ撮影
撮影したフィルムにも使えそうです。
 
このような20コマテレシネですが、正確に20コマで再生出来る映写機はあまり無くス
ピード調整を使って行っている情況です。
 
今回、GS1200でという事でこの映写機はパルス同期機構があるのでこの機能を使用
し20コマ再生をと考えました。
GS1200は、パルス応答性が良くこの方法でも可能であろうと考えたのです。
 
水晶の様な正確な信号を元にパルスを作る事も考えましたがビデオ信号と独立して信号を
を作ったのでは長時間の作業ではズレが発生する事が考えられます。
ビデオ信号から同期信号を取り出しこの信号から制御パルスを作ることで常に同期した映
写が出来るようにしました。
 
つまり、使っているカメラの撮像周期に合せ映写することになります、映写機が正確に同
期している限りちらつきは出ないはずです。
 
NTSC(日本のカラーテレビ方式)は、正確に毎秒30コマではありません。
29.97....(実際はもっと細かくつずきますが事実上ここまであれば)コマです。
よって19.98コマ毎秒での映写となります。
 
結果は良好で相当長い間映写してもちらつきは見られませんでした。
 
 
GS1200簡易テレシネ全体拡大
全体(映写機、制御機、カメラ)。
ビデオカメラからの信号を制御機に入力します。
制御機の片方からは、ビデオ信号がそのまま出力されます。
GS1200簡易テレシネ映写機中心拡大
映写機と制御機
 
GS1200簡易テレシネ接続拡大
映写機と制御機の接続。
制御機から出たパルス信号は映写機に入れます。
(電源は、映写機から供給されます。)
 
 
GS1200簡易テレシネ接続拡大
制御機の外観。
 
GS1200簡易テレシネ接続拡大
制御機の内部。
完全な手作りである。