注意、以下の内容は、実践している事 等を紹介するものです。
内容等に責任を追う事は出来ませんのでその点はご理解の上ご覧下さい。
クラスノゴルスク3の露出
クラスノゴルスク3の露出時間を検討してみました。
説明書によるとシャッター開角度は150度(75×2)ということでボリュー
ニュース16と同じだと思います。
露出時間は、「シャッター開角度/(360×コマ数)」で計算出来ます。
(単位は、秒 一般的に使われている何分の一秒とするため 1を割るとわかり
易いです。)
参考に、シャッター開角度180度(アリフレックス)も計算してみました、市
販されている露出計の多くには この180度時のコマ数に対する測定(シボリ
値)が出来るようになっています。

クラスノゴルスク3の露出時間計算。
駒数(毎秒) 露出時間 (参考 アリフレックス等)
クラスノゴルスク3(150度) (180度)
(単位 秒)
説明書記載 計算値 計算値
8 1/20 1/19.2 1/16
12 1/30 1/28.8 1/24
16 1/40 1/38.4 1/32
24 1/60 1/57.6 1/48
32 1/80 1/76.8 1/64
48 1/120 1/115.2 1/96
露出時間は、上記計算結果のようになります。
ただし、これはコマ数が正確な場合の事でクラスノゴルスクの目盛りの正確さ
等の問題があります。
一般写真機の露出
一般にカメラ等の表示と実際のシャッタースピードとの間には若干の差があり
ます。
秒30コマ(カラーの場合、僅かに違いますが)のテレビの画面を普通のカメ
ラの1/30分ので撮っても一部に線が残る場合があるのはこのためのようで
す。
(一部 NTSCテレビモードとして正確に1/30秒で撮れるカメラもあり
ます。)
以下、に普通のカメラの表示と実際の露出時間を示します。
カメラ等の表示 実際(正確な)数値
1/15 1/16
1/30 1/32
1/60 1/64
1/125 1/128
ルラスノゴルスク3 実際の露出
16mm映画の通常のコマ数 秒24コマで「1/57.6秒」という事にな
りなす。
通常の露出計で「1/60(正確には1/64)」に設定すれば良いと思いま
す。
映画用のコマ数を設定して計測する場合は、24コマでなく32コマに設定す
ると良いと思います。
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