スクーピック16MNのバッテリー

スクーピック16MNを安く入手しましたが、全く動作しませんでした。
バッテリーがダメになっているようで交換作業を行いました。
 
交換作業は難しくありませんが、電解液が漏れている場合 アルカリの強い物質
であったり カドミウム化合物が含まれており多少の危険をともないます。
 
(内部の電解液は 水酸化カリウムと考えられます、電池外部に出てきて空気中
 の二酸化炭素と反応し炭酸カリウムとなりアルカリ度は低くなっている事も考
 えられますが十分な注意が必要です。
 ニッケルカドミウム電池ですからカドミウムが入っています。)
 
また、古い電池でも新しく交換した電池の場合は特にですが、電池の+−を短絡
させた場合、大電流が流れ各部分(特に、線や接続部)が発熱し危険な場合があ
ります。
 
このページは、私が行った事を紹介すものでその全てに責任をおう事が出来ませ
ん。
もし、交換作業等を行う場合、ご自分の責任で行うようお願いします。
 
 

これがスクーピック16MNのバッテリー 12V450mAHとあります。
 

バッテリーケースは、ネジで止めてあり簡単に外す事が出来ます。
 

中を開けると悲惨な状態でした。
電池を取り出し廃棄し(回収にまわします。)ケースは、水洗いし乾燥させます。
 

交換する電池は、単三タイプで半田付けが出来るタブの付いたものが必要です。
タブの無い電池に直接半田付けするのは好ましく無いので注意が必要です。
正規に発注購入する事も可能ですが価格が高いので、秋葉原で新古品として出回っ
いる電池を使用しました。
この手の物は半田用のタブも付いており価格も安く最適なのですが、当たりはずれ
もありますので十分な判断が必要です。
 
今回は、コードレステレホン用として用意された物の放出品を見つけました、物も
良さそうなのでこれを入れる事としました。
3.6V 700mAHとあります。  
外のチューブを外してみると1.2Vの単三タイプが3本入っていました。
 

4パックを使用して元入っていた状態にくみ上げます。
 
元入っていたケースに組込んで完成です。


これで、電池は復旧です、オリジナルの状態では450mAHですが今回の詰め替
えで700mAHのバッテリーになります。
撮影本数等使用出来る長さも多くなりますが充電の時間も長くなると思いますので
その点の配慮も必要です。

詰め換え済み電池である事等を主張するため接点を金めっきしてみました。

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