トーン発生装置表示機能付きの試作
 
発信機を作って実際にトーン式パルス録音が出来ましたが周波数やトーン
の時間が機器やカメラに依存します。
柔軟な対応をするためソフトウエア式の装置を作ってみる事にしました。
 
ソフト式なら周波数やトーン継続時間が比較的自由に変えられます。
また、どうせならという事で撮影コマ数を表示する機能も付けてみました。
 
ソフトウエアで動作を制御していますので拡張が可能です。
テスト用として最低限度に機能を実現してみました。
1KHzのトーン発生、コマ数カウントのみの実現しました。
トーンはカメラの接点に依存するタイプとフジ形式の時間ピッタリのモード
を設置。
対応(計測)コマ数は、16、18、24、30)
 
2端子空きがありますこれを録音機の停止録音ボタンにリレー等を経由して
接続すれば録音機の制御も可能です。
ただし、パルスが来る時にはフィルムが回っているので録音機の立上り等の
より頭切れが生じる可能性があります。
一部カメラの様にタイムラグのあるカメラなら問題なく制御可能です。
MDのような立上りの早い、メモリを持った機器なら問題ないかもしれませ
ん。
この録音機の制御部分のソフトは未着手です、録音機をもう少し調べてから
組み込みたいと思います。
録音機は回しっぱなしで良いと考えていますがどうでしょうか。
 
 
基板部品面  
制作した装置基板(部品面)。
 
基板配線面  
制作した装置基板基板(配線面)。
 
 
 
今回製作した装置の基盤です。
 
装置アップ  
制作した装置(アップ)。
 
基板配線面  
制作した装置(全景)。
 
 
装置としては、6桁の表示機能付きマイコンです、その他の部分を外に付
けるようにする事で装置の流用、ノイズ対策などを考えています。
ハードとしては問題無いと考えていますが表示に思ったより多くの電流を
使いますので表示を切るスイッチを付けることも考えています。
 
この装置とカメラ録音機をつなぐ簡易ミキサーを作りまとめる予定ですが 簡単なケーブルと簡単な回路(レベル調整)でも取り合えず使えるので実
実際に使用して頂き意見等をまとめて作りたいと思っています。
 
この装置は、映写機制御装置完成の後の製作にしたいと思います。
 
 
動作中の装置全景   (MPG動画約212KB)
動作中の装置装置アップ(MPG動画約212KB)
 
この装置のパルス入力端子をカメラのパルス端子もしくはストロボ端子に
に接続します。
直流5Vの耐圧と1mAの容量が必要です。
その入力と同時に1KHzの信号が出力されますが、5Vのマイコンレベ
ルですので録音機のレベル(マイクorライン)に落とす事が必要です。
この信号とマイク等からの音声を別トラックに録音すれば良いわけです。

 
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